2018年度 学長裁量経費(研究費)に採択された久保小枝子専任講師から、イタリア「レッジョ・エミリア幼児教育研修ツアー」(2018年11月2日(金)~11月9日(金))の参加報告が、2018年12月5日(水)16:30から会議室において全教員を対象に行われました。
世界で最も優れた教育として注目されているレッジョ・エミリア市の乳幼児教育の視察報告がされ、保育の営みの中で、子どもが主体となり、保育者・アトリエリスタ(芸術士)と共に創り上げていく保育内容のプロセスそのものが大切であると話されました。中でも、1人ひとりの子どもが自分の思いや考えを自由に表現できる<ヒト・モノ・コト>の環境をいかに整えていくことができるかが大きな鍵であると伝えました。
今後、和泉短期大学で行われている地域子育て広場「はっぴい」「すまいりぃ」に関わる一教員として、どのような環境を地域の親子に提供していったらよいか模索していきたいとの報告がありました。また、学生・教員・地域の方々と共に「保育」「子育て」を語り合い、聴き合い、学ぶことで繋がり合うコミュニティを創る可能性を探る研究をしていきたいとの報告がされました。
「レッジョ・エミリアの実践・視察研究中間報告 -子どもと共に・地域と共に-」
(学長裁量研究費による研修)