学長の挨拶

和泉短期大学を
めざす皆さんに

学長 佐藤守男
学長 佐藤守男

和泉短期大学は、日本で唯一の「児童福祉学科」単科の短期大学です。これまで保育士資格、幼稚園教諭二種免許を取得できる保育者の養成にあたってきました。

同じ資格、免許が取得できるといっても、学校のカラーによって学び方も雰囲気も異なります。本学は、「子ども達の幸せとは何か」そして「子ども達が幸せになるにはどうしたらよいか」ということを常に考えてきました。

つまり、学生達が、児童福祉の精神の基に、子ども達の目線に立ち、子ども達の権利を大切にし、子ども達の命を守り、すべての子ども達が自分らしく健やかに安心して過ごせるよう支援できる保育者となるよう、育成してきたのです。


現在、保育者に求められている資質として、子ども達を取り巻く様々な出来事を理解し支援できる人材が求められています。政府も「こども家庭庁」を4月に設立し、「こども家庭ソーシャルワーカー」という国家資格をつくろうとしています。

本学は、従来より大切にしてきた「子どもに寄り添う支援」と「子どもを取り巻く家庭や地域への支援」に改めて焦点をあて、今年度より本学独自の資格として「こども支援ソーシャルワーカー」を作りました。

また、専攻科介護福祉専攻におきましても、2024年度よりリニューアルし、「専攻科ヒューマンケア専攻(仮称、申請予定)」として、児童福祉学科での福祉・保育の学びを基に乳幼児から高齢者までトータルにケアできる専門職の養成へとバージョンアップします。


皆さんも、子どもを取り巻く社会背景に目を向けながら、「子どもの幸せ」を考えることのできる保育者になるために、「愛と奉仕」をスクールモットーとして67年の歴史のある和泉短期大学で学びませんか。

私たち和泉短期大学の教職員は、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。