学長の挨拶

和泉短期大学は、日本で唯一の「児童福祉学科」単科の短期大学です。

2 年間の学びの中で、保育士資格、幼稚園教諭二種免許、社会福祉主事任用資格の 3 つの資格・免許を取得することができます。

そして、建学より「子ども達の幸せとは何か」「子ども達が幸せになるにはどうしたらよいか」ということを常に考えてきた学校でもあります。

つまり、本学で学ぶ学生達が、児童福祉の精神の基、子ども達の目線に立ち、子ども達の権利を大切にし、子ども達の命を守り、そして、すべての子ども達が自分らしく健やかに安心して過ごせるようにするには、どうしたらよいかと常に考えてきた学校なのです。

現在、保育者には子ども達を取り巻く様々な出来事を理解し、そして支援できる資質が求められています。政府も「こども家庭庁」を設立し、「こども家庭ソーシャルワーカー」という資格をつくろうとしています。

本学は政府よりも早く、建学より大切にしてきた「子どもに寄り添う支援」と「子どもを取り巻く家庭や地域への支援」に焦点をあて、ソーシャルワークのできる保育者養成として昨年度より本学独自の資格「こども支援ソーシャルワーカー」を作りました。

また、専攻科におきましても、「専攻科介護福祉専攻」から「専攻科ヒューマンケア専攻」と名称を変え、介護福祉士国家試験受験資格に加え、「知的障害者ガイドヘルパー資格」と「ヒューマンソーシャルワーカー資格」を取得できるようにしました。そして、児童福祉学科での福祉・保育の学びを基に乳幼児から高齢者までトータルにケアできる専門職の養成へとバージョンアップしています。

皆さんも、子どもを取り巻く社会背景に目を向けながら、「子どもの幸せ」を考えることのできる保育者をめざすために、68年の歴史のある和泉短期大学で学んでみませんか。

私たち和泉短期大学の学生および教職員は、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。